歩々庵(ほぼあん)茶の湯を楽しむ会

【歩々庵(ほぼあん)茶の湯を楽しむ会】(代表:水戸君代)

 延岡市土々呂町、茶室「歩々庵」で裏千家の茶道を指導している水戸君代さんらが、平成20年に立ち上げた茶の湯の会です。

 「和敬清寂」(わけいせいじゃく)を目標に掲げ、茶の湯を通して、和気あいあいの雰囲気の中で日本の伝統文化を学んでもらおうと、水戸会長ら6人のスタッフが子供たちの指導にあたっています。

 和敬清寂の『和』には「みんなで仲よくお稽古しましょう」、『敬』は「お互い同志、やさしく助け合いながらお稽古しましょう」、『清』は「整理・整頓に務めましょう」、『寂』は『静かな時間の中で落ち着いてお茶を楽しみましょう」という願いがこめられています。

 平成24年度は7月24日に開講、一ケ岡コミュニティセンターと歩々庵を使って、11月まで13回の教室を開きました。指導時間は毎回、1時間半から2時間程度。

 同年度は小学1年から6年まで、22人(男子5人、女子17人)の児童が受講した。多くは歩々庵に近い土々呂、一ケ岡、伊形小学校の児童ですが、中には市外から通って来る子供もいました。

 最初はのうちは一ケ岡コミュニティセンターで茶の基本動作のお菓子・お茶のいただき方、席入り・床・花の拝見の仕方、帛紗さばき、道具の清め方と、客としての心得を身につけます。ひと月ほどして場所を歩々庵に移し、茶会に備えて立礼による点て出しの仕方を学びます。

 途中、焼き物の体験や花入れ作りをしたり、自分で作った花入れに茶花を生けたりするなど、茶道に欠かせない道具や飾りについても学びました。

 稽古の成果発表の場は、11月3日のカルチャーゾーンフェスタでのお茶会。このとき、はじめて子供たちが中心となり、客におもてなししました。客の評価も良く、子供たちにとって大きな収穫となりました。

 こうして11月11日、一ケ岡コミュニティセンターで閉講式を迎えました。名残りの茶会を開き、全員に修了証が手渡されました。

 「子供たちは毎回、楽しそうに来てくれました。保護者のみなさんも熱心ですし、子供たちも途中でやめませんね」と、水戸会長。その証拠に会長の手元には、子供たちから「楽しかった」「ためになった」と書かれた感想やお礼の手紙がたくさん届いています。