NPO法人 のべおか天下一市民交流機構

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【NPO法人 のべおか天下一市民交流機構】(理事長:松下 宏)

 平成5年(1993)、延岡市は市制施行60周年記念の節目の年に、旧延岡藩主内藤家から「天下一能面」30面を含む72面の能面・狂言面の寄贈を受けました。

 この貴重な文化遺産を、まちづくりに活かそうと、平成8年に結成されたのが「延岡城址薪能実行委員会」、現在のNPO法人のべおか天下一市民交流機構です。平成9年から毎年10月、延岡のランドマーク・延岡城址に、京都の能観世流シテ方人間国宝片山幽雪、片山九郎衛門親子をお招きし、「のべおか天下一薪能」を開催し、秋の風物詩となっています。
 
 平成18年から始まった「こどものための能楽教室」では、毎月第2、第4土曜日に、社会教育センターで子供たちによる稽古が行われています。昨年、博多座に出演した子供たちに加え、新たに5人が加わり、11人の受講生が熱心に稽古に励んでいます。

 薪能出演者でもある中学生がほかの子供たちを指導 する自主練習の形ですが、子供の初シテ等に演じられる「岩船」、「老松」を習っていて、新たに動きの激しい「嵐山」という演目の稽古が始まっています。

 一方、恒例の「のべおか天下一薪能能楽講座」は9月5日、12日、18日の3回にわたって開き、延べ約240人が参加しました。講師は、第1回は能面作家の見市泰男氏が「能面と能」、第2回は奈良県立万葉文化館主任研究員の井上さやか氏が「能『岩船』と龍の表象」、第3回は観世流シテ方の橋本忠樹氏が「能の表現の秘密」のテーマで解説しました。

◆第16回「のべおか天下一薪能」

(開催日時) 平成24年10月13日(土)午後5時30分開演

(会  場) 延岡城址二の丸広場

(演  目)
仕舞「藤戸(ふじと)」
能「岩船(いわふね)」
狂言「棒縛(ぼうしばり)」
能「船弁慶(ふなべんけい)」

(出  演)
片山 幽雪 [人間国宝]
十世 片山 九郎右衛門
小笠原 匡

NPOのべおか 天下一市民交流機構公式サイト

【平成24年度能楽講座の様子】